神戸いずみの会 公式ブログ

「神戸いずみの会」は、1982年から続く患者会です。

神戸いずみの会について

<大切なお知らせ>

 1982年より続いてきた神戸いずみの会は、2023年10月24日をもって閉じることとなりました。長らく、本当にありがとうございました。閉会にあたり、事務局での対応も終わります。なお、しばらくはブログとメールを残しますので、何かございましたらkoubeizuminokai@gmail.com までご連絡ください。
 

(koubeizuminokai@gmail.comからのメールが受けられるように設定してください。なおできるだけ早くお返事いたしますが、24時間経っても返事がない場合には、再度ご連絡ください。)

 



<おしらせ>

長年事務局長をして下さっていた 高出昌洋さんのホームページです。どうぞご覧下さい。

izumiatelier.jimdo.com

 

 

<いずみの会の歴史>
 いずみの会は、胃腸科医、外科医である 故 河野博臣先生が、患者の術後のアフターケアのために設立された「胃腸友の会」がその前身となっています。  
 1980年代だった当時、河野先生は外科的治療法に加えて、先駆的に心身医学的治療法の必要性をすでに重視されていました。「胃腸友の会」では、座禅、腹式呼吸法、イメージ療法などにより、段階を追ってリラックスできる状態を作り、一人で抱え込んでいた不安や悩みが、自然に言葉として表現できる場を作ることを目的に、活動していました。

 1982年4月、「胃腸友の会」は、患者自らが運営する自助グループとして再出発することになり、その時、命の泉が湧き出るようにと、「いずみの会」と改称しました。会長はあえておかず、事務局だけを作って世話人を決め、河野先生によるイメージ療法を中心に、月に1回~2回の活動を継続させる中で、徐々に会員数を増やしていきました。

 2003年に惜しくも河野博臣先生は他界され、現在は場所が変わりましたが、月に一度定例会を開いています。近年、がん患者のための自助グループが全国で数多く存在していますが、この「いすみの会」は20年以上前からその必要性を感じ取り、活動を開始して、今に至っているのです。最近の活動は、話し合いというスタイルがほとんどで、イメージ療法などは行っていません。