神戸いずみの会 公式ブログ

「神戸いずみの会」は、1982年から続く患者会です。

2020年10月例会

2020年1月の例会の後、新型コロナウイルス感染症のため休んでいましたが、10月27日(火)久々に開催しました。いつもの会場が使えず代わりを手配し、直前の連絡となったこともあって集まったのはわずか三名でしたが、穏やかなお天気の下、垂水駅前すぐ区役所三階の小さな会議室は感染症対策も整っており、静かで居心地のよい時間を過ごしました。お茶もお菓子もない、マスクをしての語り合いでもあっても、やっぱり顔を見て話ができることの良さをじんわり実感しました。

 集まった中で最も話題豊富だったのは、Aさん。東京の初孫さんがどんどん可愛く成長していく姿を夫婦で楽しんでいるとのこと。来月には七五三でまた会えるので楽しみ..と笑顔で語ってくださいました。またGOTOトラベルを賢く利用しての広島旅行では、大崎上島の極上ホテルでくつろぎ、呉では艦船めぐりを楽しみ、帰りは地域共通クーポンでお買い物もたっぷりできて、たいへんお得だったそうです。それから8月にはAさんが京都在住のBさんを誘い、「京都御苑京都迎賓館のプレミアムガイドツアー」に一緒に参加したというご報告も。コロナの影響で観光客が少ない京都をゆっくり観光できる貴重なツアーだったとのこと。
 Cさんは、このコロナ禍により例会が開けなくなり、このいずみの会(1982年発足)の在り方について考えてみました、とのこと。「改めて昔の記録を読み振り返ってみると、以前は話し合う内容が今よりずっと深刻で、本音で語り、受け止める側にも覚悟が必要でした。月に二度集まっていた時期もありました。今は語り合う内容の深さ、集まる人の顔ぶれもずいぶん変化してきているのだと気づきました。」とのこと。医学の進歩はもちろん、ネットが社会に浸透して情報量が増えている世の中の変化が影響しているようです。しかしそのような中でも、人と人との触れ合い、語り合いの大切さは変わらないのかも...とも語り合いました。

そのような話から、今回はいずみの会の原点を振り返る記事を選んで掲載してみました。

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1989年 健康情報誌グリーンらいふより