2005年12月例会
今年最後の例会となった20日は、早くも冬の到来を迎えた12月としては貴重な、少し寒さのゆるんだ一日となりました。今月は講師として新劇の女優をされています、宮井道子さんに京都から来ていただきました。(以下、お話よりごく一部を抜粋します>
<宮井道子さんのお話>
元々、難しい翻訳劇を主にしていた私ですが、朗読ボランティアの方々のご指導をするようになり、児童書に出会いました。子どもには、勉強として本を与えるのではなく、「私はこれが好きなの。どう?」というような同じ目線で本を共有できるのが理想ですね。自分自身も楽しみながら読んであげるのがいいと思います。
―ご披露いただいたお話−
松谷みよ子再話 「小判の虫ぼし」
岸田衿子作 「ジオジオのかんむり」
斉藤隆介作 「花さき山」
アンデルセン作 「マッチ売りの少女」
<今月の花 フクジュソウ(福寿草・キンポウゲ科) 正月の床飾りとして欠かせない花であるが、温室などで暖めて早く咲かせたもので、本来は2月末から3月にかけて咲く。アジア東北部原産。>