神戸いずみの会 公式ブログ

「神戸いずみの会」は、1982年から続く患者会です。

2022年10月例会

10月18日(火)、前回に続き、地下鉄妙法寺駅から送迎バスで約5分、レストランフィーカで例会を行いました。 10月に入ってまだ暑さが続いていましたが、この日は風が少し寒いくらいの秋らしい天候となり、店内は大きな窓からの日差しが明るく、気分も上がります。お一人は一足先に来て、ランチを楽しんだとのこと。今回もそれぞれオリジナルの焼き立てパンなどを注文して、楽しい時間となりました。

 

まずは近況から
・(Aさん 女性)ずいぶんお久しぶりです。今日は来られてよかったです。今年二月の終わりに、満員のバスの中で、高校生が床に置いていたカバンのヒモに足が通っていることに気付かず、ひっかかって転倒。骨折しました。入院せずに自宅療養で治したので、長くかかりましたね。それでもそのあと、車の免許更新には行って、今も自動車を運転しています。それからお尻に帯状疱疹ができて。もう本当に大変でしたよ。今までいろいろ経験しました。病気のことでも怪我のことでも、なんでも私に聞いてね!
・(Bさん 女性)帯状疱疹、大変ですよね。私も以前に顔にできて、今でも時々ビリビリしますよ。ワクチンもあるそうですけれど、自費だから高いですよね。ワクチンをやっている医者も限られているようですし...。それにしても、Aさん、強いわ~ すばらしい!
・(Cさん)私は子宮がんで全摘手術をして7年ですが、リンパ節を切除した後遺症で、今になって足に浮腫が出て、足がだるくて疲れます。包帯を巻いたり、ストッキングをはいたりしていると、夏の暑さで皮膚が弱ってちょっと大変でした。今は皮膚の保湿に気を付けて、傷つけないようにして管理しています。でも、リンパをしっかり取ってくれたおかげで転移がないのだからありがたいと思っています。それと、よく行く喫茶店のマスターをお母さんが、大腸がんの術後も元気にされていたのですが、コロナで行かない間に、再発して亡くなっておられたんです。そんなことってあるんですね。ショックでした。

痛みについて..歯について..
・(Cさん 女性)逆流性食道炎が最近やばいなぁという感じです。薬は飲んでいて、胃カメラをするように言われていて。分かっているのですが...。
・(Aさん) 胃カメラなんて、大腸の内視鏡検査に比べたらぜんぜんマシですよ! 大腸は、まず腸の中を空っぽにするために、下剤を飲み、水を2リッター近く飲んで、何回も何回も出さないといけないんです。それがすごくしんどいんです。胃カメラはまだ楽です。
・(Bさん)私なんて、歯医者さんでも痛いのが嫌で、少々遠くても、全身麻酔してくれるところを選んで通っています。寝ている間に治療してくれます。最近は、障がい者や高齢者でも治療しやすいように、麻酔をうまく活用してますね。麻酔専門のお医者さんがおられます。
・(Cさん)私もこの前、歯科治療でちょっと削ったのですが、麻酔してくれて、ぜんぜん痛くなくて、今はこんなに進化してるんだなぁとうれしくなりました。今まで我慢ばかりしてきたから、もう今さら、我慢は嫌です!
・(Dさん 女性)私は、歯は全部入れ歯です。前の下、2本だけ残っていて、それが支えになっています。でも入れ歯がとてもよく合っているので、おかきでもおせんべいでも、バリバリ食べられて、ありがたいです。月に一度の歯科検診で、「はい、問題ないです。よくうがいしてくださいね」って言ってもらってます。
・(Bさん)いいですね。歯は、かみ合わせがうまくいかないとね、時間がかかってしまいますから。Dさんは、腰痛にもなったことがないって聞いて、びっくりしましたよ。
・(Dさん)そうなんです。腰の痛みは知らなくて。主人を介護していたときも、ずいぶん抱えましたよ。一度お風呂から立てなくなったときは大変でしたけれど。


ご主人を看取られて
・(Eさん 女性)Dさん、今度ご主人の納骨をされるのですね。→(Dさん)はい、5年経って、そろそろいいかな..と思いました。私が元気なうちにしておこうと思って。
・(Aさん)ご主人を看取られたのですね→(Dさん)はい。最期は、私の目の前で、二人だけの時に逝きました。歌をうたってあげて、「あっ」おもった瞬間でした。在宅介護の部屋はまるで病室のように酸素の管とか吸引の管とか、いっぱいでした。胃ろうの操作など、ずいぶん習いましたが、痰の吸引が一番難しかったですね。看護師さんはすぐ上手にされるのですけれどね。あれから5年ってあっというまです。今まで健康にさせてもらえてよかったです。