神戸いずみの会 公式ブログ

「神戸いずみの会」は、1982年から続く患者会です。

2006年4月例会

ゴールデンウィーク前の4月25日、日差しも暖かく良い天気になりました。最近の子どもを巡る社会、それぞれが子どもだった頃の生活など...今月は少し病気の話題から遠ざかり、思い出話やペットにまつわることなど、自由なおしゃべり会となりました

(Aさん 女性)一番下の子が、今日で5か月になりました。私もぼちぼち仕事を始めています。悪性リンパ腫だった姉も、抗がん剤治療の後に男の子を無事出産できて、今元気にしています。人間の生命力ってすごいなと思います。
(Bさん 女性)先月の音楽療法は、残念ながら風邪で来られませんでした。咳がとれなくて長引き、しばらくご無沙汰していた病院に頻繁に通い、ようやく良くなってきました。
(Cさん 女性)主人の治療の方ですが、オキザリプラチンの点滴を6回して1か月ほど休みました。休んでいる間に悪化しないか心配でしたが、その間の検査で、マーカー値がだいぶ下がっていることが分かって喜んでいます。今の所、副作用はやはりきついです。去年の4月から認可された薬で、先に投与を始めた方の副作用のことなどを参考にできるので、お陰さまで役立ちます。休む時はしっかりと休んで体を戻した方が良いようです。
(Dさん 女性)ちょうど手術して3年過ぎました。私の場合は医者から見れば手術は大成功で、その後の治療も検査もいらないようです。しかし私としてはやはり検査がないと不安で、もともとの持病の関係で定期的に血液検査をしています。そしてやっと3年目にレントゲンも撮り、問題なくてほっとしています。お腹の筋肉を付けたくて、健康リズム体操に通って、元気な人と一緒に汗を流しています。そんな毎日です。
(Eさん 男性)私の方はおかげさまで元気です。今日は12歳のうちの犬の話をします。がんになってからの7年間も、その前の病気の時も、大変な時に一緒に居てくれた犬で、かわいがってきました。その犬が最近、糖尿病になり、家でインシュリン注射をしてやることになったんですが、それが難しいんです。失敗したら「ギャーン!」って鳴かれてね。嫁さんも私も咬まれました。昔なんて、犬が人間を咬むなんて許せへんと思っていましたけれど、この犬に咬まれたときは、なんだか切なくて哀しくなりましたわ。世話になった犬やから、絶対に命は守ってやらなあかんなって思って、年金を投入してます。また、おしっこが近くて、夜中でも日中でも、必ず4時間おきに連れて行ってます。
(Fさん 男性)先週から知人の家の庭の改造をしています。自然石を仕入れてきて、それを自分で削って蹲(つくばい)にして置いたり、いろいろな木が雑然と生えているのを掘り起こして、一度すべてさら地にして、植えなおしたりなど。本職は植木屋じゃなくて版画家なんですけれど。まあ、お陰さまで元気にしています。
(Gさん 女性)土曜日に神戸市北区衝原(つくはら)の箱木千年家に行ってきました。重要文化財なんですね。呑吐(どんど)ダムまで4キロくらい歩いたので、今日もまだ足が痛いんです。でも桜がきれいで、神戸にもあんないいところがあると知って、うれしくなりました。
(Hさん 女性)4月から、下の娘が小学生になりました。最近は何かと物騒な事件も多いので、学校側も対策として2週間集団下校してくれました。それが昨日からなくなって、無事に帰ってこられるのか、はらはらしています。


※ 今月のお花 ゼラニウムフウロソウ科) どの家庭でも見られるほど愛されている花。十分な日光にあて、水やりを控えるとよく咲く。南アフリカ原産。