神戸いずみの会 公式ブログ

「神戸いずみの会」は、1982年から続く患者会です。

2007年3月例会

3月27日は、朝から曇り模様。春の雨がぽつぽつと降りました。今年は直前になって、春が足踏みをしています。会には8名が集いました。

・(Aさん 女性)以前から私は口腔がんの手術時の移植のために、腹筋を取っているとお話ししていますが、それがやっぱり調子悪いです。何かで押さえたほうがいいんですけれど、いいものが見付からなくて。腹帯とか、さらしとか、だめですね。口の方は、相変わらずです。5年過ぎたら、もう一度手術ができるし、今度は2週間くらいでと言われているけれど、また寝たきりになるでしょう。やっぱり何か大げさすぎる気がして。
・(Bさん 女性)夫ですが、前にお話ししたように、昨年の暮れに3か月ほど抗がん剤を休んでいた時期があり、その割りには病気の進行がないと思っていました。でも先週のレントゲンで、大きくなっていることが分かり、急だったので、びっくりしました。休んでこうなるということは、やっぱり今までは薬が効いていたのだと、逆に思います。待っている新薬のアバスチンは、いよいよ認可されるようです。
・(Cさん 女性)先月初めて寄せていただきました。やっぱり、皆さんは私とは違って強いなあって思いました。私の夫が食道がんの手術を受けたのですが、元々夫に頼って生きてきたので、すっかり動揺してしまって。「先週はよく1人でここに来られたなあ、お医者様ともお話しができたし、来てよかったなあ」と思っています。CT検査の結果が出て、先生からは、「何も映っていない」と言っていただき、「よかった、もう抗がん剤もおわり」と思っていたのですが、昨日になって「やはり抗がん剤は続けましょう」って言われ、ショックを受けています。白血球はすごく上がっているんですよ。これは、免疫力が上がっているということですよね。なのにどうしてなんでしょう?→(下荒神先生)1つには、白血球が下っていなかったから抗がん剤を継続することにしたとも考えられます。白血球の値が下らないとういことは、抗がん剤が効いていないという意味でもありますから。でもこれはあくまでも憶測ですから、直接先生にお尋ねになるのが、一番いいです。教えてくれると思いますよ。
・(Dさん 女性)ここ1ヶ月半くらい風邪で、セキが止まらず、調子が優れませんでした。また肺に来たかと思って、レントゲンもしましたが、ようやく抗生物質をもらって治りました。
・(Eさん 女性)私は先月お休みしていたので、簡単に自己紹介しますね。26年前に乳がんになりました。その後不思議に元気になりました。当時は病名を本人に告げないのが普通だったので、医者の様子から想像して、「やっぱりがんなんだろうな。ひょっとしたら、3年くらいかな。」って思いました。術後、手が上がりにくくなったのは、優等生と言われるほど頑張ってリハビリをしたので、克服できました。ようやく電車のつり革が持てたときは、うれしくてうれしくて。割りと早くよくなったと思います。気持ちも明るかったのがよかったのかなと。
・(Fさん 女性)先月も言いましたが、子育て支援のボランティアを始めました。と言っても、身を削ってするようなボランティアじゃなくて、月に1度程度の、無理ない範囲でできるものです。子育てに関するものが、私には向いていると思って、選んで行って見たのですが、やっぱりかわいいですね!

※今月のお花...フリージア(アヤメ科) 南アフリカ原産の多年草。独特の花のつき方と甘い香りで、 春を代表する切花や鉢植えとして人気が高い。和名は浅黄水仙