神戸いずみの会 公式ブログ

「神戸いずみの会」は、1982年から続く患者会です。

2010年10月例会

testizumi2010-10-26

2010年10月26日(火曜日)は、日は差しているものの、風が冷たく、冬の入り口を感じさせる日になりました。初めてお見えになったAさんが、明るく自己紹介をして下さり、その後に全員が続きました。最後は久しぶりに、「瞑想」の時間を持つことができ、充実したひと時となりました。
※ カットは、高出昌洋さんの遺作展(12/04〜12/09於:トアギャラリーhttp://www.tor-gallery.com/)の作品です。☆

・ (Aさん 女性 新規)神戸医療センターにあった、「ひょうごがん患者連絡会」http://hyogo-capa.net/のパンフレットを見て来ました。2008年に胃がんの手術を受けました。1年検診で、胃の残した部分にがんが見つかり、2009年に、胃を全部と、胆のうを摘出し、今のところは落ち着いています。私の母もがんで亡くなったので、自分自身のがんが見つかった時に、意外に動揺はなく、「がっかり」というよりは「やっぱり」という感覚でした。今日は皆さんに、日々どうやってお過ごしなのかなどを伺いたいと思い、寄せていただきました。
・ (Bさん 女性)少しご無沙汰しました。口の中のがんの手術をして、5年は過ぎていますが、術後のトラブルで、口の内側が腫れたりなど、今も後遺症に悩まされています。次第にノイローゼっぽくなりなかなか気分転換できません。一時はカラオケで楽しんで発散していたのですけれどね。歯が当たって、痛くて歌えないのです。
・ (Cさん 女性)お久しぶりです。私は、この会のことを友人に紹介してもらい、家族の立場で参加しています。夫が3年前に、大腸がんで亡くなりました。その翌年に、私の父が亡くなり、1人になった母と姫路で同居しています。
・ (Dさん 女性)私はリンパ腺腫で、病歴としては長く、3度目の再発で、手術は6回くらいしています。今、また治療をした方がよいということで、11月から開始していただくことにしました。その準備のために、この夏の暑い時期から継続して、毎日忙しくしています。先日、あるワークショップに泊りがけで参加し、生まれ変わったように、心の整理ができました。気力でこんなに元気になれるのだと、びっくりしています。
・ (Eさん 男性)私も病歴は長く、最初の手術から、もう7年になります。今、抗がん剤の治療中です。昨日が治療日で、検査結果の報告もあり、少し大きくなっていると言われました。やはり検査結果を聞くとどうしても受身になり、すぐに一喜一憂してしまいます。昨日の今日なのですが、今日は心のリセットのために来ました。
・ (Fさん 女性)私もAさんと同じ2008年に肺がんの手術をしました。抗がん剤放射線治療を経て、今は経過観察中です。「ひょうごがん患者連絡会」には、私がいずみの会代表で毎回出席しているので、Aさんがパンフレットを見て来ていただいたことが、とてもうれしいです。他のメンバーにも、ご報告しておきます。連絡会に行くようになって、他の患者会や、いろいろな講演会に行く機会が増えて、勉強になります。また皆さんにも、その都度お知らせします→(Aさん)最初の手術のときは、病院にはあまり情報がなかったのですが、最近は「がん支援センター」が病院内に出来て、進歩したなと思います。
・ (Gさん 女性)私は11年前に、住民検診で肺がんが見つかり、手術を受けました。放射線治療をし、抗がん剤も2年ほど続けました。放射線の副作用が強く、10キロほども痩せました。熱が続き、再発かと思ったこともありましたが、幸い大丈夫でした。10年経っても油断はいけないと言われて気をつけています。