神戸いずみの会 公式ブログ

「神戸いずみの会」は、1982年から続く患者会です。

2010年12月例会


2010年を締めくくる例会は、高出昌洋さんの遺作展(12/04〜12/09於:トアギャラリー)の開催に合わせ、7日(火曜日)に、開きました。そのため、11月は休会しました。当日は、1時半にトアギャラリーに集合。各自自由にゆっくりと観覧し、その後、近所のカフェリップルhttp://kobe.gourmeria.com/cafe/ripple000.htmに移動し、くつろぎながら談笑しました。手作りケーキと飲み物も美味しく、「たまには、こんな例会もいいですね」と好評でした。
また、男女それぞれ1名ずつ、新しい方をお迎えしました。久しぶりなお顔もあり、いつもと違う雰囲気の例会となりました。場所の都合上、いつもの全体での話の共有はできませんでしたが、それぞれ近くの人と、会話が盛り上がりました。初めての方々も、先輩たちに囲まれて、すっかり和んでおられました。

<特集・高出昌洋さんの遺作展を終えて..かよ子夫人にインタビュー>
高出昌洋さんの遺作展は、素晴らしいものでした。昨年12月31日に召天され、その後、悲しみに浸る間もないほどお忙しい日々を過ごしつつ、遺作展の日を決めて準備に6か月を費やされたという、かよ子夫人。その数日後、まだお疲れの残る中でしたが、展覧会の裏話や、様々な熱い思いを語って下さいました。

Q:6日間の開催、本当にお疲れになられたことでしょうね。今のご感想を一言どうぞ。
A:開催前の搬入から、後の片付けを含め、連日すべて会場に詰めておりましたので、とても疲れましたが、とにかく「良かった」の一言です。本当にたくさんの方が毎日次々と来て下さいました。感謝でいっぱいです。

Q:かよ子さんご自身が、画廊をなさっていたご経験があるからこそ、成功したのですね。
A:いえいえ。なかなか思うように応対できず、失礼したこともあったかと思いますが、作品を見ていただくことを一番に、目配りだけはしたつもりです。

Q:今回、版木や道具が展示してあったことが、とても印象深かったです。
A:そうなんです。生前夫は、版木を展示することはなかったのですが、いつも大切に、また自分で工夫して愛用していた道具も一緒に、ぜひ見ていただきたいと思いました。それとは別に、本人が気に入っていたポスターをどこに貼ろうか迷っていたら、汗をかいて木を彫っている姿が、あの展示スペースにぴったりだったのです。画廊の方のアイデアです。そんなわけで、私にとって特に満足できるスペースとなり、いつも目をやると、ほっと安らぐ気がしました。

Q:たくさんの作品の中から、どうやって選ばれたのですか?
A:夫自身の展覧会は、最近、比較的抽象的な作品が多かったのですが、今回は私の見立てで、「どなたが見ても、色がきれいだと思っていただけるもの」を選びました。とりあえず40点用意し、実際会場でどうなるか不安だったのですが、不思議なほどぴったりと、すべてが適材適所に収まってくれました。


Q:最後に一言お願いします。
A:多くの方々との出会いを通して、知らなかった夫の一面にも気付き、改めてすごい人だと思いました。お天気にも恵まれて、開催中ずーっと夫がすぐ側に居てくれるような、暖かいものを感じていました。本当にありがとうございました。



2010年を締めくくる例会は、高出昌洋さんの遺作展(12/04〜12/09於:トアギャラリー)の開催に合わせ、7日(火曜日)に、開きました。そのため、11月は休会しました。当日は、1時半にトアギャラリーに集合。各自自由にゆっくりと観覧し、その後、近所のカフェリップルhttp://kobe.gourmeria.com/cafe/ripple000.htmに移動し、くつろぎながら談笑しました。手作りケーキと飲み物も美味しく、「たまには、こんな例会もいいですね」と好評でした。
また、男女それぞれ1名ずつ、新しい方をお迎えしました。久しぶりなお顔もあり、いつもと違う雰囲気の例会となりました。場所の都合上、いつもの全体での話の共有はできませんでしたが、それぞれ近くの人と、会話が盛り上がりました。初めての方々も、先輩たちに囲まれて、すっかり和んでおられました。

<特集・高出昌洋さんの遺作展を終えて..かよ子夫人にインタビュー>
高出昌洋さんの遺作展は、素晴らしいものでした。昨年12月31日に召天され、その後、悲しみに浸る間もないほどお忙しい日々を過ごしつつ、遺作展の日を決めて準備に6か月を費やされたという、かよ子夫人。その数日後、まだお疲れの残る中でしたが、展覧会の裏話や、様々な熱い思いを語って下さいました。

Q:6日間の開催、本当にお疲れになられたことでしょうね。今のご感想を一言どうぞ。
A:開催前の搬入から、後の片付けを含め、連日すべて会場に詰めておりましたので、とても疲れましたが、とにかく「良かった」の一言です。本当にたくさんの方が毎日次々と来て下さいました。感謝でいっぱいです。


Q:かよ子さんご自身が、画廊をなさっていたご経験があるからこそ、成功したのですね。
A:いえいえ。なかなか思うように応対できず、失礼したこともあったかと思いますが、作品を見ていただくことを一番に、目配りだけはしたつもりです。


Q:今回、版木や道具が展示してあったことが、とても印象深かったです。
A:そうなんです。生前夫は、版木を展示することはなかったのですが、いつも大切に、また自分で工夫して愛用していた道具も一緒に、ぜひ見ていただきたいと思いました。それとは別に、本人が気に入っていたポスターをどこに貼ろうか迷っていたら、汗をかいて木を彫っている姿が、あの展示スペースにぴったりだったのです。画廊の方のアイデアです。そんなわけで、私にとって特に満足できるスペースとなり、いつも目をやると、ほっと安らぐ気がしました。


Q:たくさんの作品の中から、どうやって選ばれたのですか?
A:夫自身の展覧会は、最近、比較的抽象的な作品が多かったのですが、今回は私の見立てで、「どなたが見ても、色がきれいだと思っていただけるもの」を選びました。とりあえず40点用意し、実際会場でどうなるか不安だったのですが、不思議なほどぴったりと、すべてが適材適所に収まってくれました。



Q:最後に一言お願いします。
A:多くの方々との出会いを通して、知らなかった夫の一面にも気付き、改めてすごい人だと思いました。お天気にも恵まれて、開催中ずーっと夫がすぐ側に居てくれるような、暖かいものを感じていました。本当にありがとうございました。