神戸いずみの会 公式ブログ

「神戸いずみの会」は、1982年から続く患者会です。

2015年5月例会

 5月26日は、日差しがとても明るく、空気がさらっとした快晴。差し入れの小粒納豆あられ、ゆずあられと緑茶をいただきながら、久々の楽しいイベントの計画についても、いろいろと意見を出しあいました。

・(Aさん 女性)先月はお休みしました。手術をした月でしたから、検査が多くて。とりあえず全部みてもらい、がんの兆候はないとのことで、安心しました。次までいけるかな、という感じです。
・(Bさん 女性)主人が3月に定年退職しました。4月からも、勤務日を減らして同じところへ通っているのですが、なんだかバランスが崩れたようで、いつも元気な人が風邪をひいています。でもやっぱり精神的には楽になったのか、顔の険しさがぜんぜん違いますね。穏やかになりました。だからまあ、いいのかなって思っています。夫婦で映画とか、出かけることが増えました。まだ旅行までは、行けていませんけれど。→(Hさん 女性)70歳代中頃まで、きっといい思い出ができますよ。ぜひ旅行に行ってください。
・(Cさん 女性)毎日、散歩などしています。本当はもっと朝早くから出たいのですが、先月「11時がいいですよ」ってお話もありましたし、それでいいかと思って。近くの高塚山が、今お気に入りなんです。よく整備されていて、すごく登りやすいんですよ。→(Aさん)あそこは、ボランティアの人たちがハイキングコースをお作りになったんです。うちのご近所の方もおられます。いいところですよね。
・(Dさん 女性)先月ずいぶん久しぶりに参加しました。以前と雰囲気が違うなぁと思いました。実は先週、親しい友人ががんで亡くなったんです。経過が分かっているだけに、すごく寂しくて辛いです。旅行も一緒によく行っていて、3月の旅行が最後になりました。抗がん剤の治療の後も、ぎりぎりまで免疫治療を受けるために大阪まで通ってがんばっておられたんです。→(Eさん 女性)そのお友だちは、Dさんがそばにいて心強かったことでしょう。
・(Fさん 女性)8月が手術の月ですが、その前に娘のところにしばらく行きます。先生に「行けますか?」と尋ねたら、「とにかく帰ってきてから検査をするから、何かあってもその時に対処します。楽しんできたら?」と軽く言われました。以前、様子を見ると言われた間に、見つかった腫瘍が大きくなったことがあって、またそうなったらどうしようという不安があります。先生の言葉が軽すぎると、逆に悩んでしまいます。→(Aさん)私も、似た経験があるのでわかります。不信に思っても、先生に対してなかなか言えないですよね。→(Fさん)そうなんです。看護婦さんに「遠慮しないで、質問してください」って言われても、やっぱり、ついつい顔色を見てしまいます。でもとなりに主人がいると、先生の態度が違うんです。だから主人は、「いい先生やないか」っていうんですよ。→(Gさん 女性)わかるわかる。一人いるとぜんぜん違う。私なんて一人で行って散々待たされた上に、「(診察するのはあなたで)90人目だ。何でこんなところに来たんです。」なんて言われたこともあるんですよ。「私だって何時間も待っているのに!」とは、よう言わなかったですね。→(Fさん)そうなんです。でも私は、この会に参加してからは、自分のなかでちょっと余裕ができました。皆さんと何かを分かち合えたという安心感で、不安が減ったみたいです。→(Gさん)私はね、先生とうまくいかなくても、「治療はチーム。この先生一人じゃなくて、チームでして下さるのだから大丈夫」と思うと心強くなりましたよ。
・(Aさん 女性)今のお話にもありましたが、女の人は一人で受診するのが普通だけれど、男の人には必ず女の人がついているでしょう?→(数人が同時に)そうそう! 女は強いのに、男の人はねぇ・・・→(Hさん 女性)私なんて夫の受診どころか、散髪もついていくんですよ。散髪屋さんが私に「奥さん、どんな髪型にしましょう?」って(笑)→(Gさん)Iさんのところは?→(Iさん 男性)お金がかかると分かっている受診は、支払いがあるから来てもらってますね。→(Gさん)へえ、ホントに、そういう理由だけ?? アヤシイ??! (笑)