神戸いずみの会 公式ブログ

「神戸いずみの会」は、1982年から続く患者会です。

2016年1月例会

 2016年最初の例会、1月26日は、日本列島を包み込んだ記録的寒波がようやく緩み、ほっと一息つけたものの、やはり冬らしい日となりました。でも、おいしいお茶うけや、少し早いバレンタインプレゼントまであって、「寒い中、がんばって来てよかった」と笑顔がいっぱい、あたたかなひと時でした。


・(Aさん 女性)寒波、すごかったですね。それまでも「寒い 寒い」と言っていた私ですが、大寒波が来てから、その前がどれだけ幸せだったかに気付きました。そういうことって、他にもありますよね。それからこのあいだ、キュリー夫人のことをテレビで見たのですけれど。偉大な人ですが、やはり研究によって被爆し、めまいや耳鳴り、体温調整できないことで苦しんでいたと知りました。私と一緒です。めまいもひどいし、耳鳴りもするし、いくら暖房しても凍るように寒いんです。検査でMRIなどたくさん受けているからです。放射線は怖いなぁって。この間は家の中でふらついて、ばったりとこけてしまったんです。それが本当にひどかったので、痛いことより、精神的ショックが大きくて。でも、キュリー夫人のことを知って、これも放射線のせいだと思うと、少し楽になりました。
・(Bさん 女性)今日、来るかどうかすごく迷ったのですが、こんな素敵なバレンタインプレゼントまでいただいて、やっぱり来てよかったです。年末年始、いろいろと気になることやアクシデントなんかもあって、落ち込んでいたのです。でも、私も放射線治療も受けていますし、そのせいもあるのかもしれません。次の定期検診まで、慌てずに待ってみようと思います。今日は本当に来てよかったです。

・(Cさん 女性)先月、お風呂で夫が座り込んで立てなくなったことがあって、驚きました。意識はしっかりしているのに、足の力が抜けてしまって。私一人だと、とても抱きかかえられないんです。どうにかこうにか無事に切り抜けましたけれど。夫婦二人ですから、夜中に何かあったときに、頼める人を考えておかなくちゃって思いました。とにかく夫がいるので、自分の体のことには、あんまりかまっていられませんね。

・(Dさん 女性)先月のコンサート、おかげさまで、無事に大舞台で歌うことができました。本番の後、一週間くらいは緊張していたのか元気でしたが、その後にどっと疲れが出ました。娘が聴きに来てくれたのは嬉しかったです。久々に晩御飯をいっしょに食べました。終わってしまうと、「〜ロス」って感じです。早く暖かくなって、動きたいです。年末は、夫が入院したり、年明けに夫の母が転倒して骨折したり..。次々にいろいろありました。義母のところにはまだ行けてないので、手紙を書こうかなって思っています。→(Aさん)お嫁さんとしてそういう時どうするかって、迷いますよね。私は義母の立場として考えてみると、「お嫁さんはいいから、息子だけ来てくれたらいい」って思いますけれど。ちょっとサバサバしすぎかも?→(Cさん)うちは、娘ばかりで嫁がいないから、わかりませんね!

・(Eさん 女性)秋から家の中、二か月くらいかけて、あちこちリフォームしました。床暖房にして、よかったです。今朝は、部屋の中でも2℃でしたが、大丈夫、快適でした。工事はぜんぶ終わりました。片付けるのが大変だったけれど、いいきっかけになり、おかげでずいぶんいらないものを捨てることができました。→(Cさん)2℃ですか? うちは集合住宅だから今朝11℃でしたよ。滅多に一桁にはならないですね。→(Aさん)集合住宅は、暖かいですよね。うちも、今朝は2℃でしたよ。でも今、確実に日は長くなってますよ。冬至の頃に比べたら、20分は長くなりましたよ。それが私の心の支えです。確実に春が近づいているなぁって。

・(Fさん 女性)前回は、風邪で休みました。お正月にみんなが帰った後、治りかけていた風邪がまたぶりかえしてしまって。ようやく先週あたりからよくなってきました。バイオリンも、しばらくは弾けなくなってしまい、冬篭りだったのですが、ようやく再開しました。今、高校生の頃に弾きたかった曲に挑戦しています。少しずつですけれど弾けるようになってきて、うれしいです。年を重ねるとなんでも以前よりできなくなることばかり増えてきますが、音楽は自己表現でしょう。人生体験を積んだからこそ、昔よりいい音が出せるようになるのが理想ですね。