神戸いずみの会 公式ブログ

「神戸いずみの会」は、1982年から続く患者会です。

2019年6月例会

 2019年6月25日(火)は、久々に来て下さったMさんと、私、Fの二人だけという、記録的に静かな会となりました。爽やかな晴天でしたが、ご体調がすぐれない方、リハビリ中の方...などいろいろ重なったようです。 鮎のお菓子と緑茶で、まったりと語り合いました。 五カ月ぶりのMさんは、家の外壁などのリフォームが大変だったとのこと。そんな中でも、奈良や京都への旅も楽しまれたそうです。 私も実は今年の冬、珍しく二泊三日の九州一人旅をした話を披露。「一人旅っていいですよね!」と盛り上がりました。友人や家族と一緒もいいけれど、しっかりと景色を味わい、たっぷり観光に没頭できるのは、一人旅の醍醐味..と語り合いました。 そして最後には、「語れる場、聞いてもらえる場は大切。来月はきっと元気なお顔がそろいますように..」と願いつつ、会を閉じました。

 ところで、ここで、神戸いずみの会の原点回帰として、河野博臣先生と高出昌洋さんによるコラム「追憶のカルテ」をご披露します。一九九九年四月から、朝日新聞夕刊 に一年間、四十五回 連載されました。河野先生の心をつかむエッセイと、高出さんの味わい深い版画のコラボレーションは、絶妙のバランスです。また連載途中の文章の中で河野先生ご自身のがんが見つかったと公表。患者の立場になった戸惑いを綴るなど、包み隠さない謙虚な姿も注目されました。どうぞお読みください。

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原点回帰・・・「追憶のカルテ」

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「追憶のカルテ」第9回