神戸いずみの会 公式ブログ

「神戸いずみの会」は、1982年から続く患者会です。

2019年7月例会

 7月23日(火曜日)は、まだ梅雨明け前なのに晴天となり、クーラーを入れました。集ったのは、先月よりは増えて四人。体調に不安がある人、リハビリあと一歩の人..きっと秋には元気なお顔が見られることでしょう。

 

・(Aさん 女性)先月はお休みさせてもらいました。Bさん、奈良に行かれたのですね。奈良ホテルはどうでしたか? →(Bさん 女性)よかったですよ。アインシュタインが弾いたピアノとか、マリリンモンローが泊ったお部屋とか。和洋折衷の建物なので味があるんです。食事つきの日帰りでしたが、今度は泊まってゆっくりするのもいいなぁ..と思っています。今月は伊勢へ行き、伊勢志摩観光ホテルに泊まりました。伊勢は小学校の修学旅行以来ですが、大人になってから行ってみるとぜんぜん違いますね。解説を聴きながらじっくり観光してみて、さすがに神さまがいる厳かな場所だと思いました。やっぱり他とは違います。夏は京都の高山寺に行きます。

・(Aさん)私は老人ホーム二か所をまわる見学ツアーに行ってきたんですよ。見知らぬ人たちと一緒のドライブでしたがなかなか快適で、賑やかで楽しかったです。施設側は良いところばかりを披露されますからね。いい眺めとか美味しいお食事とか。だから楽しみましたよ。ただ実際に入るかどうかとなると、経済的な面だけでなく、やはり自分のスペースが狭いのが気になりましたね。まずは物の整理をしなくちゃ..と。そうなると、そこでストップしてしまいます。自分の家をそのままにして、いつでも戻れるならいいのですけれどね。

・(Cさん 女性)私も先月お休みしました。実は来るつもりだったのですが、私、食べるのが遅くて、昼ごはんをゆっくりしていたら、うっかり時間が過ぎてしまったんです。  以前に主人の がんのことをお話していましたが、その後検査すべて終わり、手術はできないとのことで、今はホルモン療法の投薬と、月に一度の注射で治療に専念しているところです。7月の血液検査では数値が下がっていてよかったのですが、本人にとっては元々何も症状がないので、「病院にいって病気になったようだ」と言っています。そんな中ですが、7月中旬に夫と二人、娘のところへ、もうすぐ満一才になる孫に会いに行ってきました。人見知りして最初は泣かれましたけれど、かわいいですよ! 伝え歩きをするので、危なくて目が離せません。娘は子育て大変だけどがんばってるなぁ..と感心しています。彼のお母さんから、一歳祝いに「一升餅をしませんか?」って言われているんです。私たち、よく知らなくてネットで調べてみたら、一升1.8キロのお餅をリュックのカタチにしたり、ハート型にして風呂敷に包んだり、いろいろとあるんですね。

・(Aさん)身辺整理をしています。ずいぶんしましたが、それでも捨てられないものがいっぱいあるんです。写真は見ていると懐かしくて手が止まってしまいますし。今の人はプリントアウトしないでしょう。でもやっぱり私はプリントアウトしたいんですよ。→(Dさん 女性)ご主人も、物を残す人だったですよね。→(Aさん)そうそう!記念誌など編集することが好きでいろいろ引き受けていたのですが、その時の原稿まですべて残してあるんですよ。ずいぶん整理しました。でもシュレッダーにかけなければならないものもあるし、いちいち目を通すのも大変で。ようやく少しずつ、私が暮らしやすいように変わってきています。→(Bさん)Aさんのお宅、すごくすっきりしてきれいですよ!→(Aさん)そう。すっきりさせましたよ。でも二階にまだあるんです。娘や息子たちのものもあるんですよ。勝手に捨てるわけにいかないからね。→(Cさん)私は娘が結婚したときにいろいろ思い切って捨てました。それまでは、帰って来ても困らないようにとっておいたのですけれどね。