神戸いずみの会 公式ブログ

「神戸いずみの会」は、1982年から続く患者会です。

2006年9月例会

すっかり季節は変わり、9月26日はすがすがしく晴れ、開けた窓からは秋風が、部屋を通り抜けていました。今回は、自由な雑談がほとんどでしたので、ここでは前回のサロンコンサートの感想について、お伝えします。

〇先月は初めてのコンサートを開きました。残念ながら来られた人数は少なかったのですが、生演奏を堪能することができましたね。どうでしたか?
・(Aさん 女性)すぐ間近で、バイオリンがこすれるような音まで聞こえたでしょう。今まではコンサートやテレビでしか聞いたことがなかったのですが、聞きたい曲ばかり選んで演奏していただき、よかったです。バイオリンをより身近に感じることができました。
・(Bさん 女性)この間のコンサートの曲は、「ああ聞いたことがある」というものばかりで、親しみが持てました。できれば時間ぎりぎりいっぱいまで、クラシックだけなくて、アンコールで弾いて下さったような歌謡曲や、童謡、文部唱歌みたいなものもたくさん、聴かせていただきたかったです。
・(Eさん 女性)あの後、「愛の挨拶」という曲がどこかで流れていて、「ああ、あの曲だな」ってうれしくなりました。私の母が小さい時に、バイオリンを弾いている姿で写っている古い古い写真が家にあって、それがずっと私の憧れだったんです。今、母がいたら、バイオリンの話ができたのになあ、なんて思いました。また先生が、若くて可愛い方だったのが親しみやすくてよかったです。
・(事務局より)伴奏なしというのは、演奏者にとっては大変なことだったと思います。でもああやって、演奏者の息遣いが聞こえるくらいの距離で音楽を聴くことこそ、音楽の本来の姿ではないかと思います。何万円も払って、正装して聴くのがよい音楽というわけではないでしょう。また何かよい企画がありましたら、どうぞご相談下さい。

※ 今月のお花...まゆはけおもと(眉刷毛万年青 ヒガンバナ科) 9月〜11月にお化粧道具の眉刷毛に似た白い花を咲かせることから命名された。南アフリカ原産。花言葉は純粋。