神戸いずみの会 公式ブログ

「神戸いずみの会」は、1982年から続く患者会です。

2010年5月例会

5月25日は、さわやかで過ごしやすいお天気に恵まれました。まずは、二人展を無事終えられた、浅野さんより、展示作品の実物を見せていただきながらのご報告がありました。

・(浅野さん 女性) お陰さまで「煌と光の二人展」を大盛況で終えることができました。ありがとうございました。今回は、今しかないという思いで決心し、思いの外多くの方が見て下さり、「いいね」「よかった」と言われることが本当にうれしくて・・・いい経験になりました。免疫力もずいぶん上がったと思います。開催中はずーっと会場につめていたので、体力が心配でしたが、ユンケルを飲みながらがんばり、力は出るものだと自信がつきました。高出さんに勧めていただいたおかげです。感謝しています。


・(Aさん 女性)昨年から大腸がんの義父のことで大変だったのですが、今年の2月に亡くなり、いろいろなことを済ませて、春からは、実母と一緒に住むことになりました。ようやく落ち着き、老人大学にも入学し、園芸を学びはじめました。
・(Bさん 女性)今年の1月に初めて参加させていただき、今日で2回目です。あの頃受けていた抗がん剤治療は、やっと今月初めに終わり、落ちていた体力も回復してきました。病気になる前は、いろいろ人との交流も多かったのですが、患ってからは体調も悪いし、なかなか外出する機会がなくて。自分の病気のことを積極的に話せる仲間がほしいと思い、ここに来ました。今後も放射線治療、ホルモン療法と続くので、免疫力を上げるため、運動や食事療法、温熱療法はどうかと、今試みている段階です。
・(Cさん 女性)私も同じ乳がんで、今年で30年になります。不思議と生かされている気持ちです。最近は、お誕生日を迎える度に、わくわくするのです。落ち込む時もありましたが、今は夫の介護もしつつ、3人の子どもたちが毎週誰か来てくれて、にぎやかでうれしかったり、帰ってくれてほっとしたり..ありがたいなと思っています。
・(Dさん 女性)3年目になった今年の丹波のアトリエコンサートは、主人を偲ぶ会になりました。30人ほど集まって、みなさんが本当に心をこめて演奏して下さり、きっと主人も喜んでくれていると思います。私のような素人からプロの方まで、みんなで一緒に楽しむことが出来る音楽の素晴らしさを実感し、生きる力を与えていただきました。
・(Eさん 女性)7月の二胡の発表会の練習と重なっていて、しばらく来られませんでした。Dさんがおっしゃったように、音楽って一人でも楽しいのですが、合奏してぴったり合った時の喜びは格別ですね。いつも個別に練習し、月に2度だけ4人で合わせるのですが、最初は人の音を聴く余裕がなく、誰がどう間違ったのか分からなかったのですが、最近は人の音が聴けるようになり、高さや速さをお互い合わせられるようになりました。
・(Fさん 男性)近況を報告します。大腸がんの肺転移で抗がん剤治療中なのですが、最近怖いことがありました。朝5時くらいに目が覚めてから、胸が圧迫されて息が苦しくなり始め、だんだんひどくなってきたのです。「このまま死ぬのか」と、恐怖を感じました。とにかく妻を呼び、「落ち着け落ち着け」と自分で言い聞かせて、ようやくおさまってきたのですが。その後も、ちょっと歩くと、すぐ苦しくなるのです。先生は、「溜まっている胸水の影響ではないか?」とおっしゃるのですが、どうもピンとこなくて、不安です。最近、抹消の酸素濃度を測る機械を買いました。なかなか便利で、一つの目安にしています。→(下荒神先生)胸水にも原因はあると思いますが、過換気症候群かもしれないですね。それならば、紙袋で口を覆ったり、弱い安定剤を飲んだりすると、効果があります。
・(Gさん 女性)夫が先日潰瘍の手術をしたのですが、おかげさまで無事に終わり、検査の結果、悪性ではないことがわかり、ほっとしています。
・(Hさん 女性)高出昌洋さんがいずみの会の代表として出て下さっていた「ひょうごがん患者連絡会」の定例会に参加しました。初めてだったのですが、他の患者会の会長さんたちがとても温かく迎えて下さり、うれしかったです。メンバーは、行政グループ、病院グループ、広報グループに分かれて、それぞれとても精力的な活動をされています。拠点病院にがんサロンを作る活動や、在宅医療を充実させるための活動など。一番驚いたのは、がんの健診率を高めるための活動をされていることです。私にできることは、アンケートをとることだと思います。またご協力下さい。今後も、月一度の定例会に、可能な範囲で参加するつもりです。ホームページも新しくなっているので、皆さん見て下さい。http://hyogo-capa.net/



※沖縄琉球温熱療法院を開院された、故 河野博臣先生の奥様と娘さんがお越しになり、ご説明下さいました。沖縄琉球温熱療法とは? 沖縄琉球温熱療法院院長の、屋比久勝子先生の元で学びました。一番詳しく分かるのは、屋比久先生の最新著書「温熱生活のすすめ−未病からガン・難病まで癒す」(現代書林)です。この療法のメカニズムをはじめ、血液や食事に関する役立つ知識、自宅で自ら温熱治療する方法、そして安保徹先生との対談も掲載されています。

具体的には、まず遠赤外線とミネラル混合物からの熱を放出する琉球温熱治療器をアイロンのように全身に当てて、熱を注入することで、血行を良くし、老廃物や有害物質を散らしていき、その後、天然ラジウムが作用する温熱ドームでデトックスし、マッサージでほぐします。沖縄から全国的に広がり、人が本来持つ自然治癒力を高める自然健康法として、体質改善、美容を心がける方から難病の方の癒しまで、幅広い分野で注目されています。温熱療法は他にもありますが、琉球温熱は、局部だけではなく、全身を温めて血行を良くし、ラジウムの力を使うことで熱を深部まで入れることができるのが特徴です。ご興味のある方は、初回は30%オフにしていますので、どうぞ一度お試し下さい。
琉球温熱療法院「ちゅら芦屋」  http://www.ryuon-ashiya.com/index.html