神戸いずみの会 公式ブログ

「神戸いずみの会」は、1982年から続く患者会です。

2016年3月例会

朝が冷え込んだ3月22日、太陽と共に気温があがり、春の日差しいっぱいの明るい一日となりました。Tさんが持ってきて管合った「花にら」と「つるむらさき」を真ん中に、男性一人を女性四人が囲むという贅沢なスタイルで談笑を楽しみました。

○「検査はたいへん!」
 Aさんから、「福島の放射線量のことで騒がれているけれど、私なんて20年以上治療する中で、PET検査やCT検査、それに治療でも放射線をあびて、かなり被爆していると思いますよ」とのこと。 他にも、いろんな検査での苦労を知っている人同士、苦労話に花が咲きました。


○「これからチューリップの季節ですね」
 「毎年、淡路の「はなさじき」に出かけています。みごとですよ」というAさん。Dさんからは、「いずみの会でも二度ほど淡路島に行き、『松帆の郷』の温泉にも入りましたね」というお話もでました。


○「子育てを終え、さあこれから..という時に病気となってしまったけれど、できるだけ行ける時にあちこち行っておきたいのです」
 Bさんは、初めて一人で播但線に乗り、姫路市香寺町の日本玩具博物館へ行って来られたとのこと。博物館の館長 井上重義さんのお話を、「老眼大学」で受講されたのがきっかけだったそうです。井上さんは、郷土玩具の文化的評価を高めるため1974年に井上郷土玩具館を設立。当時、「サラリーマンが作った博物館」と話題になり、幼い日の想い出につながる懐かしい玩具や人形に出会える場所として、また世界各地の子ども文化に触れることもできるユニークな博物館として有名です。
 また、最近話題の姫路城も満喫され、中でも御屋敷跡庭園 好古園がすばらしかったそうです。

○「必ずもう一度行って、今度こそジェームス邸を見てきます!」
 Cさんも一人旅。早朝から塩屋のジェームス山のジェームス邸を目指しました。が、コースを間違えてしまい、ジェームス邸は坂のはるか先とわかって断念。

○パチンコ いまむかし
 どういうわけか、話しがあちこちころがって、パチンコの話題に。「昔はよう行った。今とは全然違う」という話や、「銀行勤めをしていたから、パチンコ店の両替のこと、よく知ってるんです」という意外な話もあって、盛り上がりました。


○「また集まりたいね・・・と言って別れました。」
 Cさん宅にはこの連休中、息子さんたちが家族で里帰り。お孫さんはそれぞれ大学入学、高校入学で、希望と生命力いっぱい。きらきらと輝かしい若者たちの新しい門出を、みんなで祝ったそうです。「普段、私はただ家を守っているだけ..と思っていたけれど、こうやって家族が帰って憩う場所を作るという役に立っていることがわかり、とてもうれしいです」というCさんでした。